身近な精神疾患:うつ病

うつ病とは、誰でもなる可能性のある大変身近な病気であるといえます。
年々、罹患する人は増加していて、国内だけでも100万人以上いると言われ、高ストレス社会を象徴するような病気となっています。


どこからがうつ病??

単純に気分が落ち込んだり、意欲が低下しただけでは、うつ病ではありません。

自分自身でも原因がわからず、苦しく、辛い状態が2週間以上続いてしまう状態です。

精神疾患である、うつ病ですが、気持ちでどうにかなるものではなく、必ず治療が必要となってきます。

うつ病になる原因

未だになぜうつ病になるか、はっきりしたことは分かっていないのが現状です。

原因の1つとして、脳内にある神経伝達物質の不足がうつ病を招いてしまうと言われています。

うつ病の症状



抑うつ状態や気分が落ち込み、意欲や関心が低下してしまう場合があります。

また心の病と言われるだけあって精神面ばかりに気を取られがちですが、からだにも症状が現れます。
身体が重く、だるいや、不眠症や頭や肩の痛みなどの症状が現れるようになります。

からだの症状を強く感じてしまい、精神的な症状が見えにくくなってしまうことがあり、これを仮面うつと呼びます。

治療にはカウンセリングなどと同時に
薬物療法を用いて治療を行っていきます。

万能な抗うつ剤デパス



知っている人もいるとは思いますが、デパスという抗不安薬(抗うつ剤)がとても便利です。


デパスは、身体をリラックスさせてくれ、不安などを和らげてくれる効果があります。

他にもさまざまな作用があり、純国産の万能薬として有名なお薬です。

デパスがもつ4つの作用

他の作用としては、次の3つが挙げられます。

・催眠作用
・筋弛緩作用
・抗けいれん作用

抗不安作用を含めれば全部で4つの作用があり、うつ病の治療以外にも統合失調症、心身症など他の精神疾患や、不眠症改善のための睡眠導入剤としても用いられます。

比較的処方機会も多いことから、これを読んでいる人の中にもデパスの服用経験がある人もいるはずです。

デパスが規制の対象に



そんな便利なデパスですが、向精神病薬に指定されることが厚生労働省から発表されました。

いつも服用していた人がまずはじめに思うのが、「なんで??」ですよね。

デパスは、万能薬と言われるように「腰痛や肩こり」「不眠症の改善」「気持ちの不安を取除く」「痙攣を抑える」など様々な症状に対しての適応があります。

処方される機会も多いだけに、「なんで??」と思うのは当然の反応だと思います。

デパスが規制される理由

デパスを普通薬として扱わない理由に対して、厚生労働省はこう発表しています。

「向精神薬と同じように濫用や有害性が認められるため」としてます。

知らない人の方が多いかも知れませんが、実はデパスの濫用症例は国内では第3位となっています。

しかもある症例では服用量の約10倍を誤投与し、植物状態に陥った例もあるそうです。
デパスは汎用性の高いお薬ですが、その便利な裏側には重い副作用があります。

デパスの依存性

それが「依存症」です。
①効き目も強く
②切れが良く(超短時間作用)
③色々な症状に効く薬

こういった特徴がある薬には、特に頼りがちになりやすいです。

しかも他の薬は処方にも制限がかかっており、一度の処方は30日までとされています。

ですがデパスはなぜか90日までの処方が認められていたので、長期的に服用しがちです。

こういった事から最短で約1ヶ月の服用で、依存するとも言われています。

簡単に処方されるだけにこういった危険性を知らないで頼っていた人も、中にはいるはずです。
しかも依存しているのであれば、急な服用中止は離脱症状を招くので注意。

デパスの規制がはじまる日



2016年の9月14日に「麻薬及び向精神薬取締法の第三種向精神薬」に指定される政令が公布されたので、施行されるのは30日経過した10月14日になります。

11月の1日から処方用量も30日までが上限とされるので、今までのように簡単には処方されなくなるはずです。

ちなみに服用中の人が海外旅行などに行く時にも規制の対象に入るので、携帯するのも90mgまでとなるので注意。
また海外通販などでジェネリックを入手していた人もいるかとは思いますが、施行後は海外通販で購入することはできなくなるので医師から処方してもらうようにして下さい。

切り替えが必要な人にオススメなお薬たち



切り替えを検討しているのであれば、次のようなものがオススメです。

デパスのような万能薬は代わりがないので種類は増えてしまいますが、それぞれの薬を症状に合わせて服用することでしっかりと効果を発揮してくれます。

これから紹介するお薬は、海外通販などでも簡単に購入できるので、切り替えを検討するのであればオススメです。

ジェイゾロフトの特徴

ジェイゾロフトは、SSRIという系統に分類されている抗うつ剤になります。

神経物質であるセロトニンにのみ作用することから、従来までの抗うつ剤に比べ副作用を少なく抑えることができています。

副作用が少なく抑えられている分、効き目が弱くなったと感じることもあるかも知れませんが、服用はしやすくなっているはずです。

強すぎず、副作用が少ないという特徴から、世界的にも処方しやすい薬として幅広い層から指示されている抗うつ剤となっています。

プロザックの特徴



プロザックはSSRIという種類の抗うつ薬に分類されますが、脳内の神経伝達物質である、セロトニンに選択的に作用する特徴があります。

他の場所に作用しないので副作用もでにくく、他の抗うつ薬の中でも安全性が高いと言われています。

なので、うつ病など精神疾患の治療をするのであれば、SSRI系統であるプロザックが第一選択となるはずです。

セディールの特徴

セディールやソナタジェネリックなども、デパスに比べ安全性は高い抗不安薬や睡眠導入剤となっているのでオススメです。

抗不安薬であるセディールは、即効性が特徴のお薬です。

またデパスほどではありませんが、効き目も強いと言われています。

ソナタジェネリックの特徴

ソナタジェネリックはデパスと同じように、超短時間型の睡眠薬となります。

不眠症の中でも入眠障害とされる症状に適していて、服用から15〜30分もすれば入眠することができます。

切れも良いことから、翌朝に効果が残ることもほとんどないので安全に使用することができます。
また、抗不安薬としても効果を発揮してくれます。

海外通販での購入について



2016年10月よりデパスやアモバンと言った薬品が向精神薬の指定に伴い、個人輸入の規制が発表されました。

今までは海外医薬品の海外通販サイトなどで購入することが出来ていましたが、10月からは病院での処方は可能となっていますが、通販では購入することが出来なくなっています。

抗うつ薬であればプロザック、抗不安薬ならセディール、うつ病の症状の1つ不眠に悩まされているのであればソナタジェネリックなど切り替えを検討してみて下さい。

どれもきっと、デパスの代用になってくれるはずです。
これを機に、海外通販サイトを覗いてみるのもアリかも知れませんね。

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