うつ病について


うつ病とは年齢、性別を問わず誰にでもおこる可能性があり大変身近な精神疾患と言われています。
年々、罹患する人は増加していて、国内でうつ病の症状に悩んでいる人は100万人を超えると言われており、高ストレス社会を象徴するような病気となっています。その数は年々増加しています。

最近気分の浮き沈みが、激しかったり、病院にいっても異常はないのに、身体の調子が悪い方はいませんか?
身体や精神的な面がいつもと違うと感じているのであれば、それはうつ病のサインかも知れません。

うつ病は心と身体の病気です。
精神症状のみと思っている人も多いですが、身体にも症状を伴うのがうつ病の特徴となっています。

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うつ病の症状

うつ病とは、誰にでも起こりうる精神疾患です。
うつ病の症状には精神症状と、身体症状の2つに分かれます。

なぜだか分からないけど気分が落ち込む、何をするにも億劫になる、楽しかったはずの事が楽しめない。
眠りも浅くなってしまい不眠気味、食欲も今ひとつ湧かない。

からだにも症状が現れます。身体が重く、だるいや、不眠症や頭や肩の痛みなどの症状が現れるようになります。

からだの症状を強く感じてしまい、精神的な症状が見えにくくなってしまうことがあり、これを仮面うつと呼びます。
また、特に朝に悪く、だんだん夜にかけてよくなっていくのも、うつ病の特徴です。

治療にはカウンセリングなどと同時に 薬物療法を用いて治療を行っていき克服します。


うつ病の精神症状

抑うつと言われる憂うつな状態が続いたり、強い不安感に襲われたりします。具体的には以下のような症状です。

・常に気分が落ち込む
・意欲がなくなる
・集中できず、そわそわする
・何事にも関心・興味が持てない
・他人とのコミュニケーションが面倒くさい
・何もないのに罪悪感を感じる
・極端にマイナス思考になる
・自分がダメな人間に思える
・自殺願望が芽生える

うつ病の身体症状

身体症状においては、主に嫌悪感や倦怠感、睡眠障害が発症します。その他にも以下のような症状が現れます。

・口が渇く
・ED(勃起不全、インポテンツ)
・生理不順
・頭痛、肩こり
・食欲不振
・めまい

精神症状がなく、身体症状だけ現れてしまう方もいます。さまざまな検査をしても何も原因がみつからなければ、うつ病を疑ってみましょう。

どこからがうつ病?

単純に気分が落ち込んだり、意欲が低下しただけでは、うつ病ではありません。 自分自身でも原因がわからず、苦しく、辛い状態が2週間以上続いてしまう状態がうつ病です。 精神疾患である、うつ病ですが、気持ちでどうにかなるものではなく、必ず治療が必要となってきます。

うつ病とうつ状態の違い

うつ病とうつ状態の違いはうつ病は病名であり、うつ状態は気分が落ちているという精神状態の事を言います。憂鬱という表現もありますがこれもうつではありません。うつ状態とは気分が落ち込む、気力がなくなる、悲観的になる、食用が低下する、不安感、焦り、自己嫌悪、イライラ、ソワソワ、などの感覚が生じ、思考回路や行動、感情に影響が出る事です。

これは健康な人でも一度は経験することのある精神状態なのではないでしょうか。このような上記のような状態を示します。ではなぜ病院ではうつ病と言わず、うつ状態と診断するのでしょうか。それはその時点でうつ病とは診断できないけれど、経過を見ていった結果うつ病だったという事もありえるのです。ですのでうつ状態とは仮診断とも言えますね。もし症状が2週間以上続く場合はうつ病の可能性も高くなりますね。

うつ病とお酒の関係とは

うつ病の薬を服用している時は禁酒するようにと言われる事があります。その理由はうつ病の人が飲酒をしてしまう心理として、うつ病の症状を和らげたり睡眠障害を和らげたいという気持ちから飲酒に走ってしまう人が増えています。しかし飲酒をする事で様々なリスクもあるのです。

お酒がもたらす体への影響

お酒を飲む事で、落ち込んでいた気持ちも、一時的には改善しますが酔いが覚めてしまったら元通りになってしまいます。元通りになると、また飲み、この繰り返しでうつ病の症状の改善どころか「アルコール依存症」になってしまう人が増加しています。その瞬間はうつの辛い症状をまぎらわせれますが、飲酒も長期的に続けてしまうと、うつの症状を強めてしまったり、睡眠の質を下げてしまったりと改善とは逆効果になってしまうのです。そしてなんといってもうつ病の症状を改善し克服してくれる薬の効果を弱めてしまうのが一番の問題です。

うつ病の原因


うつ病の原因は、過度のストレスからくると主に考えられています。
そのストレスの中でも最も多いのは、環境の変化によって起きるストレスと、人間関係のストレスです。
仕事などの、失業や、最愛な人の死や、貧困、過剰労働。
書ききれないほどの、ストレスが世の中に溢れています。
そういったストレスが積み重なりこの病気にかかってしまう人が少なくありません。
また全く原因もなくうつを発症する人もいて、脳内にある神経伝達物質のセロトニンやノルアドレナリンと呼ばれる物質の働きがおかしくなってしまい発症することもあります。
原因は、人それぞれですが、もしかしたら?と思い当たる節があったら、必ず精神科に受診しましょう。

外因性うつ病とは


外因性うつ病とは脳にダメージを及ぼす外的因子であり、例えば、事故により脳に傷が出来たり、脳の手術、脳に出来た腫瘍、脳卒中、感染による脳炎、アルツハイマーや脳血栓など脳の機能が障害される事により精神症状が出現している病気の事をいいます。この疾患を診断するには全身すみずみまで調べなくてはいけないのです。もし原因が身体的な病気ならばその治療を優先します。外的因子の脳へのダメージが不可逆的で取り除く事が難しい場合は、内因性疾患と同様に薬を服用し精神症状を安定させる治療をします。当てはまるのは、全身疾患が原因の症状やアルコール依存症などの疾患が、該当します。

内因性うつ病とは


内因性うつ病とは、「まじめ」「几帳面」「融通がきかない」「最後まできちんとやらないと気がすまない」などといった、性格的なことがほとんどと言われています。真面目な人ほどストレスを受けやすいと考えられています。真面目な人ほど、また優秀な人ほど些細なミスで誰よりも激しく落ち込んでしまい、うつ病を発症してしまう可能性が高いのです。性格を直せば内因性うつ病の症状もよくなるのでしょう、しかし人の性格はそう簡単に変える事は難しくカウンセリングやお薬の治療がメインになっています。薬を服用する事で、不安な気持ちや、眠れないなどといった症状をすぐに改善する事ができます。現代では薬での治療が一般的となっています。服用する量や服用方法をしっかり守る事が需要です。

心因性うつ病とは


心因性うつ病とは心理的な原因、ストレスや大きなショックを受けた時に発症してしまう症状です。原因は社会的、心理的ストレスなどの心労が大きな原因となっています。現代社会では特にストレスを感じる人が多く圧倒的に増加し続けています。ですので最大の原因のストレスを取り除かなければ、心因性うつ病を治療する事は出来ないのです。例えば大切な財産を失った、愛する人を失ったなどの後に起こる悲哀反応が起こります。基本的には、適応障害などのストレス性障害、軽度のうつ病(反応性うつ病)の事をいいます。心因性うつ病の改善は休養する事がとても大切です。そしてストレスの原因を取り除きカウンセリングや服薬で改善し克服する事が出来ます。

うつ病になりやすい人

うつ病に特になりやすい方は、責任感が強くまじめで、周りから好かれる社交的な人がなりやすいので、気をつけてください。
完璧に求めてしまうことで、自分がキャパがオーバーしてしまうのです。
心のバランスを崩すことなく自分に自信を持つことが大切なのです。

うつ病の種類


メランコリー(親和)型うつ病


【性格】

・真面目で、律儀で、誠実。
・周りへの配慮がある。
・責任感があり、問題があると、自分のせいだと思いがち。
・仕事熱心。

【睡眠】

・不眠症になる。

【食欲】

・食欲がなくなる。

【症状】

・自分がうつ病であることを隠そうとする。
・問題が起きても自分1人で何とかしようとする。
・うつ病になると何も出来ないくらい心も体も疲れている。

多くの場合、仕事に責任感があり誠実であるので仕事の能力はある方で、色々な仕事を任されたり役職、重職についたりする事もあり、更に責任を感じ頑張ろうとしてしまう。結果ストレスが異常に多くなり力尽きはてうつ病になるケースが多く見られます。

非定型うつ病(現代型、未熟型、逃避型、ディスチミア型うつ病)


【性格】

・自分に自信がない。
・自己主張が苦手。
・他人からの評価を気にする。
・優しい。

【睡眠】

・いくら寝ても眠い仮眠傾向。

【食欲】

・過食状態で体重は増加。

【症状】

現代型、逃避型、ディスチミア型うつ病は家庭環境や社会環境の変化によって、うつ病の病像が否定的に変化している事を意味します。

未熟型はもともともっているエネルギーは高いものの、それをコントロールする為の人格が未熟と考えられ手居ます。そのエネルギーが攻撃性や行動化という方向に出てしまうのです。

気分変調性障害


【性格】

・周りへの気遣い。
・過度な規則正しさ。
・快楽の消失。
・罪責感。
・低い自尊心。

【睡眠】

・明け方近くまで眠る事ができず昼間はぼんやりする為、眠れたとしても疲れが取れません。

【食欲】

・食欲不振または過食。

【症状】

気分変調性障害の症状は、1日中、気分がさえない、軽度の抑うつ症状が2年以上続くのが特徴になります。軽度の抑うつ症状を幼少期から10年以上抱えていたというケースもあります。

気分変調性障害は長い間、性格の問題と扱われてしまい、精神疾患として治療されない事もありました。現在では他の精神疾患と同じ用に治療され、回復したケースも多く存在します。

気分変調性障害に気付かず放っておくと、摂食障害やパニック障害を併発する可能性もあります。

微笑みうつ病


【性格】

・他人に優しく、自分に厳しい。
・負けず嫌い。
・努力家。

【睡眠】

・明け方まで眠れない。
・眠ったとしても朝起きるのが困難。

【食欲】

・食欲わかず、食事をする事に消極的になる。

【症状】

微笑みうつ病とは、ストレスが原因で、つくり笑いを続けるようになる軽症うつ病です。仕事でのつまずきがきっかけになる事が多いです。集中力もなくなり、成績も落ちますが、表情は明るく、常にニコニコしています。

仕事での失敗を隠すかのようにやたらつくり笑いをしたり、明るく振舞ったりするのが特徴です。自宅に帰ると、まったく逆で暗く軽く塞ぎこんでしまいます。

他にも、午前はボーっとし、午後からは頑張り通すというのがパターンになっており、この状態が続くとストレスはどんどん溜まっていきます。

双極性障害


【性格】

・社交的で周囲に配慮ができる。
・ユーモアがあるが現実的。

【症状】

躁状態・・・躁状態は、ほとんど寝ることなく動き回ったり、多弁になるい周囲の人に次から次へと様々な話題について喋り続けます。買い物やギャンブルでも大金を使い周りからは異常な行動と思われますが本人は自覚がありません。

軽躁状態・・軽躁状態は、軽い躁状態示します。躁状態ほどのあきらかな高揚感はないものの、気分は高めで普段と比べると積極的になったり、やや高圧的になったりします。周りからはテンションが高いだけかと思われ気付かない事が多いようです。

うつ状態・・うつ状態とは、無気力というような状態が何日も続きます。従来型に比べると、過眠、過食、妄想、幻聴が多く、どちらなのか判別がつかない時もあります。

混合状態・・混合状態は、躁状態と、うつ状態が混ざったものになります。体は活動的でありながら精神的にはうつ状態なので自殺の危険性が高まります。

治療薬としてよく服用されているのはラミクタール・ジェネリックが感情の浮き沈みを抑制してくれます。

仮面うつ病


【性格】

・几帳面で完全主義。
・何事にも一直線。
・真面目で仕事熱心。

【症状】

仮面うつ病と呼ばれる理由は、精神的な症状がでないのが仮面うつ病なのです。仮面うつ病の症状は「頭痛」「腹痛」「腰痛」などの体の痛みが特徴的です。

自分がうつ病とは認めたくないという思いから、精神的な症状が表に出ないで体の痛みの症状として現れてしまうのです。また午前中は調子が悪く、午後になると改善するケースも多く見られています。

新型うつ病

【性格】

・よい子タイプ。
・他人の目を気にする。
・自己主張しない。

【症状】

・突然涙が溢れて抑うつ気分に襲われる。
・他人からの些細な一言で傷つく。
・自分のやりたい事は出来るが、嫌いな事はできなくなる。
・気分のアップダウンが激しく感情のコントロールが出来ない。
・自ら休職に関する診断書を求め会社や学校を休もうとする。

新型うつ病とは、現代では働きすぎによる、心身の疲労や、職場内での人間関係、希薄な親子関係、過酷な受験戦争、いじめが原因で、現代の若者達は、情緒的なコミュニケーション能力の発達が遅れています。

普通の人間関係もうまく築けない状況が、うつ病などの心の病気の下地になっている可能性が大きいのです。診療内科のクリニックでは、30%~50%の人が新型うつ病、あるいはその疑いがあると言われています。

生活リズムを整えてあげる事で症状がだいぶ和らぎます。また新型うつ病に多い不安障害の治療としてよく処方されているのは、薬物療法ですと、SSRIの「レクサプロ」や「ジェイゾロフト」で改善し克服できます。

うつ病の克服・治療方法


うつ病は自分1人ではどうすることもできません。周囲のサポートや家族や身近な人の協力が必要です。
うつ病を克服、治療する際には、十分な時間をとって休養をとることが何よりも重要です。

遠慮することなく家族や知人、同僚に協力を求めましょう。この時「相手に悪いから」と遠慮するのは悪化の要因にもなります。病気でつらい時くらい遠慮なく休養をとりましょう。

うつ病の治療は、カウンセリングや認知行動療法により原因を探したり、休養を取りながら薬による薬物療法を行うのが一般的です。

うつ病の薬物療法


薬物療法では、症状の重さによって利用する薬が決められます。

軽度なうつ病の場合

うつの症状が軽い場合は自宅で休養を取りながら、抗不安薬を服用して改善し克服します。

よく利用されるのがデパスというチエノジアゼピン系に属する薬です。

デパスとは万能薬とも呼ばれる薬で、うつの場合には不安や緊張を取り除く効果があるとされています。

作用も強く、高い効果がありますが、半減期が短かいので薬の効果は長くは続きません。
副作用も少ないですが、依存しやすいという副作用があるので、服用は慎重に行いましょう。
きちんと使用すれば高い効果を発揮する薬ですので、服用方法は必ず守るようにしてください。

重度なうつ病の場合

重度なうつ病の場合は自宅で休養を取りながら、抗うつ剤を服用して改善し克服します。

抗うつ剤には一般的な薬と同様で副作用もあるので、医師と相談し、はじめは少量にして試してみてください。

服用してから効果がでるまでには、1~2週間かかります。

医師に相談せず、勝手に薬を増減しないでください。

さまざまな種類の抗うつ剤がありますが、服用しはじめは、イライラしたり、胃がムカムカすることがあります。

患者さんに合う薬かを医師が見極めることもあるので、飲みはじめは、まめに通院するといいでしょう。

ひどい不眠症がある場合

ひどい不眠症がある場合は、しっかりと睡眠作用のある睡眠導入剤を使用して改善し克服します。

実は抗うつ剤や、抗不安薬そのものには睡眠薬の成分は入っていません。脳を落ち着かせる効果がある事からその延長線上に眠くなるといった症状があるだけです。

しっかりと睡眠を取る場合は、睡眠薬であるこのソナタジェネリックを使用するといいでしょう。即効性があり、飲んでから30分で眠る事が出来ます

作用時間が短い事から次の日、スッキリと起きれるこの効果を利用した効果抜群な使い方を用いる事で、眠れないといったストレスから解放される事もあるので不眠で困っているという人はぜひ試してみましょう。

うつ病が引き起こす病気


うつ病はからだの生理機能に対して色々影響を与えてしまい、様々な病気のリスクを高めると言われています。

うつ病の原因は明確には分かっていませんが、脳内に神経伝達物質の影響で起こると考えられています。

中でもセロトニンという物質が深く関与しているとされ、増加すると生理作用によって、次のようなことが起こるとされています。

・高コレステロール
・高血圧
・血液凝固の異常(血液がドロドロになる)
・免疫機能が低下
・高血糖
・心拍数の変化

うつ病による生活習慣の変化


うつ病となった時に見られがちな生活習慣の変化は生理的な問題より大きく影響しやすく、次のような変化が見られやすいです。

・タバコを吸っているのであれば、喫煙の増加
・気分を紛らわすための過剰な飲酒
・運動不足
・偏食(Calの高い食事が中心になることや甘いものを極端に欲する)

このような生活習慣の変化が、他の病気へのリスクを高めていってしまいます。

病気のリスク


心臓に栄養を送るためのパイプの役割をしている冠動脈が詰まってしまう「虚血性心疾患」。

血液内のコレステロール値が高まってしまい血液がドロドロになることで、「動脈硬化」。

さらに動脈硬化の進行によって血管が詰まりはじめると、「狭心症」や「心筋梗塞」などを起こすようになります。
それが脳であれば「脳梗塞」が起こります。

うつ病時に分泌されやすくなるストレスホルモンのせいで、作用が弱められてしまう「インスリン」。
インスリンは血糖値を下げる役目があるので、作用を弱められてしまうと高血糖になりやすくなります。
つまり「糖尿病」になるリスクが高まります。

他にも、ガンになりやすくなることなどが懸念されています。

国内でのうつ病発症率は高まってきているので、こういったリスクを高める前に前兆症状を見逃さずに治療に入ることが大切です。

身近な人がうつ病になった時


昔に比べるとうつ病に関する情報はTVなどを通じてかなり社会にも浸透してきました。

少し前までなら、「うつ病は心の問題」「周りに甘えている」というイメージがありましたが、今ではセロトニン、ノルアドレナリンの欠乏が関連している病気という考えが広まってきているのではないでしょうか。

年々増加しているうつ病の患者数はおよそ73万人にのぼりました。誰にとっても身近な病気になってきました。

しかし実際にご自身の家族や恋人、あるいは友達と、身近な人がうつ病を発症した時、どのように接すればいいかは経験者でもない限り分かりませんよね。

もし身近な人がうつ病になった場合に実はやってはいけない事、やった方が良い事の対応の仕方があるのです。

うつ病の人にやってはいけないこと

うつ病を発症した人に対して、言ってはいけない言葉をまとめてみました。

・「頑張れ、しっかり、元気出して」などと励ます言葉。

・「せっかく○○してあげたのに」などと感情的な言葉。

・「すぐ治るよ、クヨクヨしないで、いつまで落ち込んでいるの?」などといった軽はずみな言葉。

うつ病の人に対して、例えば「最近頑張っているね」と声をかけると、「最近・・・。今までは頑張っているように見えていなかったんだ」と思うくらい言葉には敏感になっています。

そして放置するのはやめましょう。無理して接するのではなく、「ついでに」という気持ちで接するくらいが丁度よいでしょう。

またなぜうつ病になったのか原因探しをするのはやめましょう。「なぜうつ病になったのか」よりも「これからどうやってうつ病を回復していくのか」を考えるようにしましょう。

うつ病の人にやった方が良いこと

基本的な接し方としては、うつ病の人に同調してあげる事がとても重要になります。

・うつ病という病気を理解しましょう。

・相手のいう事に反論せず、話を聞いてあげましょう。

・心療内科や精神科を受診させましょう。

・背中をさすったりし、スキンシップを心掛けましょう。

もし身近な人が、うつ病を発症した時に一番心掛けて欲しいのは、うつ病という病気の特徴を理解してあげましょう。

世の中には、うつ病に対する理解者が、まだまだ少なすぎるのです。少なくとも身近にいるあなたは、うつ病という病気を理解してあげてください。

また、しっかり話しを聞いてあげ、適度な距離感を保ちつつ、見守ってあげましょう。よく話を聞いた上で、心療内科や精神科を受診させてあげるのも大切な事になります。
うつ病は時間が掛かかりますが、治る病気なのです。身近に居る人は精神的に支えてあげましょう。

うつ病を患った方が家庭に居る方へ

うつ病患者本人が苦しいのは当然です。しかし、なにより周りで支えている家族も同じように苦しんでいる事は、あまり知られていませんよね。

・こんなに支えていても八つ当たりをされ、攻撃される悲しさ。

・いくら一生懸命関わっても一向に良くなってくれない苛立ち。

・自分は何の役にも立てないという無力感。

・「つきっきりでこれから生活していけるのだろうか」という不安。

・先が見えない関わりへの疲れ。

このような気持ちを抱き続けていると家族は、「早く治って欲しい」という気持ちが強まり、焦ってしまいます。その焦りを、患者本人にぶつけてしまうこともあるでしょう。

焦った時に気をつけて欲しい事

家族や恋人などといった大切な人がうつ病になった時、「私、僕が助けるんだ」と、どこに進めばいいのかもわからないまま張り切って走りだしてしまう人も多くみられます。

そhして日々焦ってしまう事が増えていきます。こうしたらいいのかな?ああしたらいいのかな?と考えているうちに、いつまでたっても変わらない状況に疲れ果ててしまい、自分もうつ病を患ってしまい共倒れというケースも少なくありません。

その他にも、自分も同じ気持ちになってしまい気分が落ちたり、重く感じてしまう人も増えています。とても心配で、不安になる気持ち、治療を急いでしまう気持ちも理解できます。

しかしここは1度冷静にならなくてはいけない場面なのです。慌てて走り出しても良い事はないのです。そうならないために気をつけて欲しいことがあります。

・自分を責めないで下さい。

・一人で抱え込まないで下さい。

  うつ病を患った方が家庭内にいることは、同じ家族とはいえ体力的にも精神的にも辛いものがありますよね。

家族が疲れた顔をしていたら、うつ病を患った方は自分のせいだと思い込み、更に回復が遅れてしまいます。お互いの良好な関係を保つためにも、ご家族の息抜きは必要不可欠なのです。

負担に押しつぶされる前に家族の中で家事を分担したりするのも良いでしょう。その他にも医療機関や福祉サービスに救いの手を求めたり、うつ病のケアサービスを頼んでみることも大切です。

うつ病を患った方が家庭内に居て、その家族が集まる家族会やコミュニティーなどもあります。そのような所に参加し、不安や悩みを分かち合うことも効果的です。

ご自身を責め過ぎず、疲れを感じた場合は休むことも必要です。絶対に1人で抱え込まないで下さい。

うつ病からの社会復帰


うつ病を抱えての社会復帰や転職は、非常にハードルの高い作業です。

家族の不安、周囲の目あるいは金銭的な面でも、一刻も早く社会に復帰したいと焦る気持ちは当然です。

ですが、まずはしっかりと体調を管理しリハビリしていくことが大切になり、復帰のための第一歩になるはずです。

うつ病は抗うつ剤を飲んでしばらくすれば治る病気ではなく、意識的に回復を図っていくことが重要です。

ここでは、うつ病を抱えながら、どのように社会へ復帰していくかを一緒に考えていきましょう。

社会復帰に向けてゴールを決める


意識的にリハビリするためには、ゴールを設定するのも1つです。

社会復帰へのゴールとはなにか、それを考えて少しずつ目標をクリアしていくのが良いでしょう。

しかし社会復帰のゴール設定を内定にするのは、良くないことだと考えます。

うつ病になってしまうほど努力していた人は、責任感も強く、我慢強さもあり、当然仕事にも熱心な人が多いはずです。

人によっては、それなりのキャリアを積んでいた人もいるはずです。

そんな人が内定を目標にしてしまうのは、条件をある程度妥協してしまえば、さほど難しいことではないはずです。

重要となるのは、社会へ復帰してから再発をしないように仕事を長く続けられるかがポイントになってきます。

復帰後にうつ病を隠すか公表するか


うつ病からの復帰の際に「開示(オープン)」するのか「秘密(クローズ)」にするのかもポイントになります。

うつ病の認知度は最近になって高まってきていますが、転職の市場においてはオープンにすることで支障がでない病気とまではいきません。

実際、患者数の増加に伴って、会社の中にはメンタル不調で仕事を休む人も増えています。

企業の人事は、そうのような社員を何人も見ているので新規採用を控えるはずですし、残念ながらそれが現実となるはずです。

このようになってくると、クローズして社会復帰するのが自然な流れになります。

そこで社会復帰のゴールとして、まずは会社内での信頼を獲得することが大切になってきます。

復帰してからどうするか

完治するまでには、不調は波のように何度も訪れます。

そういった時にサポートして貰える環境を自分自身で作り出すことで、長く仕事を続けていけるのではないでしょうか。

ゴール設定は、人ぞれぞれだと思います。

リハビリ中にこういった事を参考に、社会復帰に必要なことはなにかをこころに余裕がある時に考えてみてはいかがでしょうか。

うつ病の治療薬

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