うつ病だけではない精神疾患


一口に精神病といってもその種類は多くあり、同じ症状であっても分類の方法によっては病名が変わるケースもあります。

ここではWHO(世界保健機構)が作成した分類を元に、出来る限り身近で発症しやすい精神病の種類や症状をご紹介します。

国内精神病の患者数


まず精神病とは精神状態に不具合を起こすことで発症する病気となりますが、中でも多いものが「うつ病」や「統合失調症」、「不安障害」などになります。

国内で精神病にかかっている患者数は300万人を超えるとされ、40人に1人が何かしらの精神病を患ってい経症性障害・ストレス関連障害及び身る計算になります。

こころの病気となると特殊に感じてしまうかも知れませんが、患者数からみても一般的に発症する可能性が高い病気と考えるべきです。

それでは、ここから分類ごとに精神病の解説をしていきます。

症状性を含む器質性精神障害

脳の外傷や脳梗塞といった病気などによって起こる精神病になります。

主に、「アルツハイマー病」や「せん妄」、「脳炎後症候群」、「脳外傷」などになります。

精神作用物質使用による精神及び行動の障害

簡単にいうと、覚せい剤や麻薬などの禁止薬物や睡眠薬、アルコールなどを使用することで起こる症状になります。

依存症やその裏側にある離脱症状、急性中毒、精神病性障害などが代表的な症状になります。

統合失調症・統合失調型障害及び妄想性障害

統合失調症の症状が続き、思考や行動する能力が長期にわたって低下すると、経過の中で幻覚や妄想を起こすようになります。

統合失調症や持続性妄想性障害、急性一過性精神病障害、感応性妄想障害などが挙げられます。

気分障害

正常とされている範囲を超えての落ち込みや高揚している時間が長く継続しているなど、気分の障害になります。

代表的な病気としては、「躁鬱病」「反復性うつ病性障害」「持続性気分障害」「特定不能の気分障害」などがあります。

神経症性障害・ストレス関連障害及び身体表現性障害

からだの組織に目立った異常がないものの、性格や心理、内部葛藤などが原因となって起こる障害です。

日本では古い例として「ノイローゼ」と呼ばれてきたものです。

「恐怖神経症」「パニック障害」「強迫性障害」「PTSD(心的外傷後ストレス障害)」などになります。

生理的障害及び身体的要因に関連した行動症候群

摂食障害や睡眠障害、性的な機能不全などが現れる障害です。

拒食症や過食症といった摂食障害、非器質性睡眠障害、性機能不全、器質性障害などになります。

成人の人格および行動の障害

人格障害や性行動に関しての問題などが含まれています。

性同一性障害や人格障害、性嗜好障害、特定が不能の成人の人格および行動の障害などがあります。

精神遅滞

発達が未熟であることや成長の過程で精神の発達が止まってしまうなどの状態を示しています。

精神遅滞のみとなります。

心理的発達障害

脳の機能になにかしらの原因によって発達が遅れてしまい、症状となって現れるものになります。

自閉症や会話および言語の特異的発達障害、学習能力の特異的発達障害、運動機能の特異的発達障害などになります。

小児期及び青年期に通常発症する行動及び情緒の障害

幼少期や小児期あるいは青年期になってからはじめて診断される障害になります。

多動性障害、行為障害、小児期に特異的に発症する情緒障害、チックなどになります。

まとめ

精神病の種類はこれだけ多くあり、この他にもまだまだあります。

特にうつ病は国内では100万人を超え、精神病患者総数の1/3を占める割合となります。

だれにでも発症リスクがあるだけに、他人事ではないことは忘れてはいけません。

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